能登半島地震 復興支援活動の報告

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東寺真言宗 能登半島被災地支援ボランティア「心のケア」使節団レポート

 令和6年5月6日~10日、本山布教師会(衣笠宥浄会長)より7名(衣笠宥浄・中川原実照・前川良基・市村隆典・金城良啓・松下弓月・玉野真永)が災害ボランティアとして、穴水町を訪れ支援活動を行いました。 
 今現在の被災地は、幹線道路の応急修理も未だ道半ば、いたる所に片側通行の場所が見受けられる状況でした。奥能登の輪島市や珠洲市はもちろんのこと穴水町・七尾市でさえも倒壊した家屋の瓦礫、崩れた山肌の土砂の撤去がなされておらず、復興に時間がかかっていることを痛感しました。住宅被害は8万棟を超え、輪島や珠洲ではいまだ2170戸で断水が続いているようです。
 私たちは、穴水町社会福祉協議会にボランティアの登録を済ませ(穴水町さわやか交流館プルート)、NPO法人レスキューストックヤードさんのマッチングで以下の活動をさせて頂きました。

① 避難所(のとふれあい文化センター)での
  「坊主カフェ」の運営
 

② 仮設住宅(由比ケ丘団地、下唐川第1団地)にて、
  棚の取り付け・交流イベントのビラ配りなど
 

③ 傾いた自宅で生活されているの方の支援などの活動
 

④ 被災地支援活動のご挨拶のために伺った高野山真言宗石川支所 妙観院さんでは、地震で土台がかなり沈んでしまった位牌堂にあった膨大な数のご位牌整理のお手伝いをさせていただきました